この4キロのうちの半分ほどは、若杉谷川という渓流沿いにある林道を歩いて若杉という集落まで続く。軽トラが谷底に落ちてゆきそうなほどの荒れた危険な林道をしばらく不安げに歩くと、やがてなだらかな直線の道が続くようになる。

水井橋を渡ってから若杉谷川に沿って緩やかに上っていくが標高180mの登坂口からは1.3kmで250m上る急坂を進み、上り切っても境内まで0.4kmは坂が続く。 * 21番から普通は自動車駐車場からの急な舗装道を3.9km下って県道28号線に接続し国道195号線の通る

橋を渡り、若杉谷川に沿って林道を登っていく。 途中に朽ちかけた休憩所があり、その横に流れている 沢で、夏であれば水浴びができそうだ。 いよいよ登山口にさしかかった、また標高差５００ｍ を登らなければならない。

この川にかかる水井橋を渡り、今度は若杉谷川に沿って上っていく。 急な登り坂は鶴林寺の時と同じでやはり２㎞程であった。 ２１番札所の太龍寺には持仏堂の天井に立派な龍の絵が描かれ ている。 ここの参拝も終わり、今夜の宿泊先龍山荘まであと４㎞。

若杉谷川に沿って登っていく。 途中に休憩所があり、水浴びができそうであったが、止めておいた。 水井橋 ここも標高差５００ｍを登ら