水面が遠景を映さない、草の生い茂る田畑や畔が広がっていて、その合間を流れる戸島川はまだ小さな幅で目立たない。 けけけけ、と鳴き声が響くので見回してみると、川に近い草の中に雉が一羽。 県道 からちらっと眺めたけれど、すぐに姿を隠していった。

向原町 の 県道 29号を東へ。峠を下ると道の左手がだんだん開けてきて、戸島川沿いに田畑が広がる。 水を張った状態の水田に佇む鷺は、背景とともに水面に逆さの像を写す。背景によっては苗がある時よりも目立たないかもしれない。

戸島川に架かる赤い欄干の美幸橋を渡って、新庄宿に入ります。 また、少し雨が降ってきました。 新庄宿を通過して宝田橋で新庄川を渡ると目的地の道の駅メルヘンの里新庄です。 雨の中道の駅風の家から約１５ｋｍを、踏破しました。

戸島川に架かっている赤い橋は、新庄宿の入り口としてとても良い雰囲気を醸し出しています。 戸島川は、新庄村役場の少し東で新庄川へ合流する川で、上流側は国道１８１号沿いに鳥取県境の四十曲峠の方向から流れてきています。

212号の両県道と通じるロータリーが整備されている。 ホームから西を見ると駅舎とロータリーがあって、さらに「三矢の駅」の看板も見える。 ここに「鉄の駅」、県道の向こうに流れる戸島川に「川の駅」、そして特産品の梨で「道の駅」を、という構想。

途中、江の川の支流「戸島川 *1 」を渡ることになる。 上の写真の標識を見てから橋を渡り終えると県道37号と交差する。 wikipedia:広島県道37号広島三次線 は対照的に長大な路線で

三江線（Sankoh Line） 普通列車三次行きワンマンカーは戸島川につかず、離れずのような感じで進み、甲立（Kohtachi）でキハ40系1両の普通列車広島行きワンマンカーと行き違い。ポカポカ陽気で少々居眠りをしていたが、このあとは難関が待ち構えているため

戸島川対岸には旧宿場町「新庄宿」があります。ここは日露戦争戦勝記念に植えられた「がいせん桜」 が有名です。今はこんな感じです。 この水、飲料水としてのめるんです。 道路わきの側溝には鯉が泳いでました。