水無瀬川 都道府県
水無瀬川 市町村
水無瀬川 水系域
水無瀬川(みなせがわ)は、大阪府の高槻市および三島郡島本町を流れる淀川水系の一級河川。
大阪府高槻市大字川久保付近に源を発し、三島郡島本町大字広瀬で桂川に注ぐ。
「水無瀬川」は万葉の昔から歌に詠まれてきた。ただし、「水無瀬川」とは本来は“表面には流れは見えないが、地下に水が伏流している川”を意味する普通名詞であり、忍ぶ恋を象徴するものと考えられている。ところが、平安京に遷都されて山陽道がこの川の近くを通るようになると「水無瀬川」のイメージが変質し、11世紀に能因が『能因歌枕』でこの川を山城国の歌枕として取り上げて以降、「水無瀬川」が特定の河川を指す歌枕になったと考えられている。
大阪府高槻市大字川久保付近に源を発し、三島郡島本町大字広瀬で桂川に注ぐ。
「水無瀬川」は万葉の昔から歌に詠まれてきた。ただし、「水無瀬川」とは本来は“表面には流れは見えないが、地下に水が伏流している川”を意味する普通名詞であり、忍ぶ恋を象徴するものと考えられている。ところが、平安京に遷都されて山陽道がこの川の近くを通るようになると「水無瀬川」のイメージが変質し、11世紀に能因が『能因歌枕』でこの川を山城国の歌枕として取り上げて以降、「水無瀬川」が特定の河川を指す歌枕になったと考えられている。