川が、流れていたり、かつて流れていたりするわけですが、ここ、十条仲原の低地にも、かつて川稲付川(北耕地川)が流れていました。現在、その流れを見ることはできませんが、かつての川筋を辿ることはできます。

地図上、青い点線が北耕地川（稲付川）の川跡。赤い点線は３月２８日にわたしたちが歩きましたルートです。 当ブログ「 JEDI・春だから荒ぶる川の桜と水門（２） 」にて、「暗渠化された元北耕地川の流れであろうと思われます。」と記し

と云うことで3月28日の JEDI・春だから荒ぶる川の桜と水門 では正しい稲付谷の谷頭付近の北耕地川（稲付川）の川跡を確認し損ねてしまったので、4月4日に再調査ダイブを行い姥ヶ橋から下流の川跡を確認した次第である。

北耕地川と云ったのだそうです。ということで「 川の地図辞典 」（p302, 321, 332）を参照いたしました。 下の写真の右側の通路が暗渠化された元北耕地川の流れであろうと思われます。「川の地図辞典」p321にも川幅が狭かったと言及されています。

図にあるように赤羽台地を流れる「北耕地川」が隅田川に注ぐ場所に建設され、 赤羽台地から赤羽・神谷にいたる地域の排水をここに集めて、みやぎ水再生センターへ送る。 これによりこの地域の雨水を排水するとともに直接隅田川へ流入させないことで