五十嵐川 都道府県
五十嵐川 市町村
五十嵐川 水系域
五十嵐川(いからしがわ)は、新潟県三条市を流れる一級河川。信濃川の支流。「いがらし」ではなく「いからし」と発音する。
新潟県三条市の南東の魚沼市との境界に位置する烏帽子岳 (1,350m) に源を発する。三条市大字塩野渕字御所から三条市内を北西へ流れ、三条市由利と三条市本町の境界で信濃川に合流する。
ほぼ全域にわたってアユ、ヤマメ、ウグイ、カジカなどが豊富に生息し、秋はサケが遡上し一括捕獲されているが、河川改修事業によりサケの一括捕獲も危ぶまれている。
三条市下田地区周辺は、第11代垂仁天皇の第八皇子五十日足彦命(いかたらしひこのみこと)が開拓したと伝えられ、その子孫が「五十嵐」を名乗るようになった。五十日足彦命が開拓した地域に流れる五十嵐川の名称もこれに由来する。五十嵐は、豊作をもたらす「五風十雨」を意味する。五十嵐神社の祭神が五十日足彦命、五十嵐神社の立つ丘が五十日足彦命の陵墓とされている。
また、アイヌ語に由来した地名との説もある。 アイヌ語で物見をするような見晴らしの良い場所を「インカルシペ」または「インガルシ」などといい、北海道の遠軽町などの地名として現在も残っているが、「いからし」もその例に当たるという。この場合、流域の見晴らしの良い小山「要害山」が、名称の由来となった「インカルシペ」だろう 。
新潟県三条市の南東の魚沼市との境界に位置する烏帽子岳 (1,350m) に源を発する。三条市大字塩野渕字御所から三条市内を北西へ流れ、三条市由利と三条市本町の境界で信濃川に合流する。
ほぼ全域にわたってアユ、ヤマメ、ウグイ、カジカなどが豊富に生息し、秋はサケが遡上し一括捕獲されているが、河川改修事業によりサケの一括捕獲も危ぶまれている。
三条市下田地区周辺は、第11代垂仁天皇の第八皇子五十日足彦命(いかたらしひこのみこと)が開拓したと伝えられ、その子孫が「五十嵐」を名乗るようになった。五十日足彦命が開拓した地域に流れる五十嵐川の名称もこれに由来する。五十嵐は、豊作をもたらす「五風十雨」を意味する。五十嵐神社の祭神が五十日足彦命、五十嵐神社の立つ丘が五十日足彦命の陵墓とされている。
また、アイヌ語に由来した地名との説もある。 アイヌ語で物見をするような見晴らしの良い場所を「インカルシペ」または「インガルシ」などといい、北海道の遠軽町などの地名として現在も残っているが、「いからし」もその例に当たるという。この場合、流域の見晴らしの良い小山「要害山」が、名称の由来となった「インカルシペ」だろう 。