三途川 都道府県
三途川 市町村
三途川 水系域
群馬県甘楽郡甘楽町を流れる利根川水系白倉川支流の小河川。上信越自動車道甘楽パーキングエリアの南側付近に源を発し、北へ流れ白倉川に合流する。水源地から白倉川との合流地点までは約2.5kmである。上信越自動車道のほか、国道254号(中仙道の脇街道)や上信電鉄などの橋がかかっている。国道254号の橋は「三途橋」という。この三途橋のたもとには、奪衣婆を祭った姥子堂(近くにある宝勝寺の末寺・西光院の本地堂で、伝・行基作の奪衣婆像を安置)がある。
『群馬県北甘楽郡史』記載の伝承によれば、この川は行基が名づけたもので、行基は彼の作になる老婆像を残していったといい、地元の人々がその老婆像を尊び堂を建て祀ったという。ただし行基作の像と堂は焼失しのちに再興されたとする。
文政3年(1820年)頃には、既に三途川と記録に残る。また現在の「三途橋」は「憂婆ヶ橋」と記載される(『甘楽町史』所収「宝勝寺起立之書」)。
これらの地名は、人々に対する布教の表れとされている(『甘楽町の文化財』)。
『群馬県北甘楽郡史』記載の伝承によれば、この川は行基が名づけたもので、行基は彼の作になる老婆像を残していったといい、地元の人々がその老婆像を尊び堂を建て祀ったという。ただし行基作の像と堂は焼失しのちに再興されたとする。
文政3年(1820年)頃には、既に三途川と記録に残る。また現在の「三途橋」は「憂婆ヶ橋」と記載される(『甘楽町史』所収「宝勝寺起立之書」)。
これらの地名は、人々に対する布教の表れとされている(『甘楽町の文化財』)。