大場川 都道府県
大場川 市町村
大場川 水系域
大場川(おおばがわ)は、主に埼玉県を流れる一級河川である。利根川水系中川の支流である。
埼玉県吉川市川野付近の干拓地に端を発する。三郷市を南に流れ、中川の東側、二郷半領用水と江戸川の間を通る。東京都葛飾区の水元公園付近をとおり、水元公園では、大場川の水を取水している。その後、東流し、東京都葛飾区の境となり中川に合流する。なお、葛飾区側は、自然環境保全区域に設定されている。
1676年(延宝4年)に二郷半沼を干拓した際、排水のため開削された。
1947年(昭和22年)9月18日には、カスリーン台風による氾濫水が、「櫻堤」と呼ばれる大場川と小合溜の堤防(現在の水元公園)に到達した。そのまま水が溜まり続けて「櫻堤」が崩壊した場合、東京の下町方面に氾濫する恐れがあったため、隣接する江戸川の堤防を爆破し、江戸川へ水を排水しようとするなどの対策がとられたものの失敗。19日未明に「櫻堤」は崩壊し、金町、柴又、小岩付近は浸水した。
1958年の狩野川台風の際にも大場川周辺の広い地域に浸水被害が発生している。
埼玉県吉川市川野付近の干拓地に端を発する。三郷市を南に流れ、中川の東側、二郷半領用水と江戸川の間を通る。東京都葛飾区の水元公園付近をとおり、水元公園では、大場川の水を取水している。その後、東流し、東京都葛飾区の境となり中川に合流する。なお、葛飾区側は、自然環境保全区域に設定されている。
1676年(延宝4年)に二郷半沼を干拓した際、排水のため開削された。
1947年(昭和22年)9月18日には、カスリーン台風による氾濫水が、「櫻堤」と呼ばれる大場川と小合溜の堤防(現在の水元公園)に到達した。そのまま水が溜まり続けて「櫻堤」が崩壊した場合、東京の下町方面に氾濫する恐れがあったため、隣接する江戸川の堤防を爆破し、江戸川へ水を排水しようとするなどの対策がとられたものの失敗。19日未明に「櫻堤」は崩壊し、金町、柴又、小岩付近は浸水した。
1958年の狩野川台風の際にも大場川周辺の広い地域に浸水被害が発生している。