不勉強なため知らなかったが 花岡の第一次強制連行被害者は花岡川の改修工事ではなく、ここで暗渠建設工事に従事させられた。被害者の一人の孟繁武さんは戦後の1994年に来日した際、花岡川へ案内され、「なぜ自分が働かされた場所に案内

花岡川の畔の、美術館とかそれ系？の雰囲気の建物。秋田杉を利用して建てられたという。 入場料は無料、金・土・日・月のみ開館。 このダムに沈んでいるのが中山寮で、花岡川の元の流れはこっちで･･･などと説明を受けてしまった。

鉱床の真上を流れる花岡川が陥落し、12人の日本人と12人の朝鮮人坑夫が生き埋めになってしまったのである。 同様の事故が起こることを恐れた花岡鉱業所は花岡川の水路変更計画を立て、鹿島組（現・鹿島建設）がこの土木工事

「初めの１ヶ月は何もわからず、花岡川、大森川の改修工事などに使役された。現場まで４キロを歩き、１日１２時間の労働。それも１９４５年５月、第２次労工が連行されてきてから１日１４時間になった。

鉱床の上を花岡川が流れて地盤が弱かったために崩落が起きた。新しい水路を掘削して鉱床を避けようと、強制連行した中国人労働者を使った河川の付け替え工事が始まり、１年後の４５年６月３０日に起きたのが花岡事件だ。

前年、花岡鉱山で２２人が生き埋めで死亡する落盤事故が発生し、必要になった 花岡川の付け替え工事に動員された１０００人近い中国人が、過酷な労働などに耐えかねて立ち上がった。 鎮圧時の拷問や

鉱床の上を流れる花岡川から出水し日本人、朝鮮人が22人閉じこめられる事件があり、川の流れを変える工事をすることになった。もともと鉱山の工事に従事させれていたのに加え、河川改修工事の労働が加わり、蜂起までに147人がなくなった。 左上：共楽館址。

一ぱいの水 どんなに のどがつかえても 作業中わ 水一ぱいのませねえ どんなにたのんでも ゆるさねえ これわ 花岡川のなか ひざまでつかって はたらきながら しゃくってのむにも眼がひかる とうとうたまらず一口のめ