「小鳥瀬川の姥子淵の辺に、新屋の家といふ家あり、 ある日渕へ馬を冷やしに行き、馬曳きの子は外へ遊びに行きし間に、 河童出でてその馬を引き込まんとし、かへりて馬に引きずられて厩の前にきたり

「小鳥瀬川の姥子渕の辺りに、新屋の家といふ家あり、ある日 渕へ馬を冷やしに行き、馬曳きの子は外へ遊びに行きし間に、 河童出でてその馬を引き込まんとし、かへりて馬に引きずられて 厩の前に来たり

「小鳥瀬川(こがらせがわ)の姥子淵(おばこふち)の辺りに、新谷の家という家あり。ある日淵へ馬を馬を冷やしに行き、馬曳きの子は外に遊びに行きし間に、河童出でてその馬を引き込まんとし、かえりて馬に引きずられて厩(うまや)の前にきたり

されば、今渡る｢恩徳橋（おんとくばし）｣は俗界と冥界の境界、小鳥瀬川の細流は三途の川か。野は小高く三段にして奥の林に続き、その先はなだらかな山々へと連なる。 「昔は六十を超えたる老人はすべてこの蓮台野へ追ひやる習ひありき。

その後、川井村から南下して、立丸峠を経由して遠野市に入り、小鳥瀬川で凍った流れを撮影しながら、重端渓まで行って来ました。 暖冬の影響なのか 今回、ブログに掲載した写真は、小鳥瀬川での撮影２点と重端渓を１点の合計３点になります。