鴨川（かもがわ）は、富山県魚津市を流れる二級河川。鴨川水系の本流。別名「神明川」。かつて河口付近では『鬼江川』（おんねがわ）市街地の北部に「北鬼江」の地名がある。とも呼ばれていた。
魚津市黒谷、片貝川黒谷頭首工本流からと発電所の放流水を取水している。からの取水取水後、左岸は魚津市貝田新、右岸は同東山に円筒分水工が設置されている。に発し、分岐されて農業用水として片貝地区の農地を潤しながら流れて、魚津市街地に近い所で鴨川となり片貝川合口用水の第1号幹線用水路、第2号幹線用水路、貝田新分水筒、第4号幹線用水路、吉田用水、鴨川用水、鴨川排水を経てきた片貝川からの水を主な水源としている。、魚津市本町と魚津市諏訪町の境界から富山湾に注ぐ。
古くは、魚津城の城下町として堀の役割も果たしていた。魚津市街地の人々の故郷の川として西部の角川とともに愛着を持たれ、毎年3月に「鴨川にもサケを呼ぶ会」によるサケの稚魚の放流が「カムバック・サーモン、カムバック・クリーン」のテーマで行なわれている。
大正時代頃までは、たてもん祭りに使用するたてもんは現在よりも小さかったため、川を超えるときに水に浸かりながらこの川の下流をたてもんを引いて渡っていた。