射止橋付近、三毛別川の右岸辺り。家は跡形も無く、田んぼが広がる。 射止橋より三毛別川の下流方向を望む。写真の左岸辺りが討伐隊によるヒグマ被弾地点と思われる。 三毛別川左岸、射止橋の袂に建つ倉庫小屋。射止橋の由来が書かれている。

北海道苫前町、三毛別川・・・・大自然に囲まれたこの地域は開拓者たちによっておよそ１００年前に開墾された。 三毛村別跡地。この三毛別村と隣接する六線沢村では、開墾時代、史上最大の獣害事件が起きたことは伝説となっている。

そんな12月9日の朝、 三毛別川上流に居を構える太田家でも、太田家に寄宿していた伐採を生業とする、 長松要吉（通称・オド）（59）が一足早く仕事に向かい 三毛別川右岸の8軒がこの被害に遭ったが、ヒグマの発見には至らなかった。

そんな12月9日の朝、三毛別川上流に居を構える太田家でも、同家に寄宿していた伐採を生業とする長松要吉（通称・オド）（59）が一足早く仕事に向かい 三毛別川右岸の8軒がこの被害に遭ったが、ヒグマの発見には至らなかった。

そんな12月9日の朝、三毛別川上流に居を構える太田家でも、同家に寄宿していた伐採を生業とする長松要吉（通称・オド）(59)が一足早く仕事に向かい 三毛別川右岸の8軒がこの被害に遭ったが、ヒグマの発見には至らなかった。

三毛別川に架ける氷橋づくりに集まっていた村の男たちは知らせを受けて駆けつけ、無残な太田家の様子に衝撃を受けた。村人は対応策を話し合うため、川下の明景（みよけ）家へ集まった。

ここでクマをしとめたらしいが、今はのどかな田園風景 ベアーロードは三毛別川を縫うように走る。三毛別川は道北にありがちな、高低差の少ない茶色の水を湛えた穏やかな川。現場から10キロほどでは 川の両側に農地 が広がっていた。

道は舗装からダートになり、三毛別川に沿って走った。家も見えなくなり、六線沢に入ると すでに完全な林道である。トレールバイクならいざ知らず、荷物満載のハーレーである。 ちょっとしたアクセルコントロールでリアタイヤが滑り出す。